遺伝子組換え食品は安全なの?それとも有害なの?と疑問を持つ方が多いと思います。
多くの研究が行われていますが、結論はわからないです。
わからない?!
長い目で見ると害がある。という研究があれば、
健康上問題ない。という研究もあるんだ。
遺伝子組換え(GMO)とは
遺伝子組み換えは、遺伝子を人為的に操作して、ある特性を持つようにつくりだした作物のことです。
つまり、本来であれば自然界には存在しない作物ということだよ。
遺伝子組み換え作物が危険だと言われる理由
気になりますね。
がんや腫瘍が発生する
フランスのカーン大学の実験によると、700日間、とうもろこし(遺伝子組み換え)を食べさせたマウスのグループは、それを食べていないグループよりも死亡率、腫瘍の大きさが2〜3倍になったという報告があります。
しかも実験の後半になるに従い、がんが激増するとのことだそうです。
アトピーなどのアレルギー疾患の誘発
- 除草剤(農薬)を撒いたり、害虫耐性(Bt毒素)の遺伝子がある作物を摂取するとアトピーなどのアレルギー症状が誘発される報告もあります。
特に気になるのは、胎児や新生児にも大きな影響を及ぼすとのこと。 - カナダの産婦人科医の研究によると、妊娠した93%の女性からBt毒素が検出されて、しかもその胎児から80%のBt毒素が検出されています。
母体にいる赤ちゃんにも悪影響なの?!
不妊症、胎児の奇形、障害リスク
- 2008年、アメリカ環境医学会(AAEM)が動物実験、家畜への影響調査を行ったところによると遺伝子組み換え作物が原因で生殖関連に障害があると公式に表明しています。
- 2005年、ロシア科学アカデミーの生物学者が行った実験によると、遺伝子組み換え大豆を食べたラットから生まれた子どもは、体重が異常に軽くて、生後3週間での死亡率が55.6%だったと発表しました。
GMO食品の安全性
動物実験から判断するとものすごく危険で、今すぐにでも自宅にある食材を見直したいという気持ちになると思います。
これから、GMO食品は安全だと述べている我らジャパンの意見をみていこうと思います。
厚生労働省医薬食品局食品安全部によると、さまざまなデータに基づき有害物質を作る可能性がないため食べ続けても問題はないと私たち国民に伝えています。
だけど、妊婦さんや胎児から害虫耐性(Bt毒素)が検出された報告があるから本当に安全なの?
胃は酸性で、消化管にはBtタンパク質の受容体もないので、人が食べても影響はありませんよ。
GMO食品を避けた方が良いだろうと思われる人
国などがいくら安全であると私たちに伝えても、本来自然界に存在しないものを摂取することに抵抗感を持たれる方もいると思います。そこで下記に当てはまる方は摂取しない方が良いと思います。
- ひとつは単純に意図的に作られたものに抵抗があって食べたくない人。
- 妊婦さんや授乳中の方、小さなお子さんがいるご家族の方は避けた方が良いかもしれません。
なぜなら様々な動物実験で公表された通り、発がん性等が確認されているからです。不安を抱えたまま食事を摂ると精神的にも良くありません。妊婦さんでしたら赤ちゃんにも悪影響です。なのでそれらを極力避けて身体的にも精神的にもストレスを避けることをおすすめします。 - 体が弱い人や遺伝子組み換え食品を摂取することに抵抗がある方、過去に摂取してアレルギー等が発生し体に異常が現れた方は避けたほうが良いと思います。
【参考文献】
- 日本人だけが知らない汚染食品(著者: 内海 聡 / 株式会社ユサブル)
- 遺伝子組換え食品の安全性について(厚生労働省医薬食品局食品安全部)